手軽にできる呼吸法
皆様からBlogネタを募集し
私なりにお答えする形でのBlogを始めます
記念すべき1回目は
Yさんが寄せてくださったご質問から参ります!
自分に余裕がない時に呼吸が浅くなりがちです
移動中や隙間時間に出来る呼吸法を教えてください
ありがとうございます♪
余裕がない時に呼吸が浅くなっている事に気づいている所が素晴らしいですね。
そうなんです。心の状態は呼吸に表れているものです。
落ち込んでいる時に「はーーーーっ」とため息が漏れるのは
自分でバランスを取ろうとする
人間が持って生まれた調整法なのかなとも思います。
余裕がない時の呼吸が心地よくないことを知っているから
心地よい呼吸に戻ろうとする。自然な事かもしれません。
難しく考える必要はありません。
呼吸は毎日私たちが寝ていても勝手にしています。
気持ちの良い呼吸に還りたくなった時にはただ
心と呼吸の繋がりを感じることを大切に味わってみてください。
後ほどいくつか呼吸法をお伝えしますが、深呼吸だけでも十分です。
深呼吸の効果は挙げればきりが無いほど!!
リラックスできたり、免疫力UP、脂肪燃焼効果、肩こり改善、冷え性にも良いですし
栄養ドリンク買うよりも手軽に、疲労回復も期待できます。
安眠にも良し、美肌効果、便秘やむくみの予防や解消にももちろん〇
私はせっかちなところがあるので
呼吸法を5分する暇があったら
ついつい動いてなんとかしようとする癖がありますが
そんな時ほどやらなければいけないと思っていることを
あと5分だけ先延ばしにして
ゆったりと腰をかけて呼吸の音だけに耳を澄ましてみると
終わって目を開いた5分後の自分が
5分前の自分とは同じに思えないほど
スッキリしたという体験を何度もしています。
だから時間がないと思って
走り続けて疲れやすい人にほど
それ、5分だけ先延ばしにして
だまされたと思って
先にちょっと深呼吸してみて!と思います。
呼吸はざっくりわけても
Yogaのクラスでよく登場するものに
腹式呼吸
胸式呼吸とありますが
深呼吸をする時には、どこで呼吸をするのかはこだわらず
今気持ちがいいと思えることを最優先して
自由にたっぷり吸って吐きましょう。
呼吸のカウントや何回するのかも自由に。
気が済むまで好きなだけ、がポイントです。
気持ちが高ぶっている時にバランスを取るには腹式呼吸をおすすめします
息を吸うとき、吐くときにお腹が動く呼吸法で
横隔膜を動かす呼吸法です。
横隔膜を下げ、お腹で呼吸を意識することで
高ぶって上昇したエネルギーが落ち着きます。
呼吸のカウントも回数も好きなだけ、気が済むまで♪
それでも迷ったらまずは集中して3回からやってみてください。
イライラしている時には長く息を吐きましょう。
イライラを全部吐ききるつもりで。
ついでに脂肪も洗い流すつもりで。
イライラしている時には息を吸いすぎています。
吐くことをしっかり取り入れて、冷静な自分を取り戻しましょう。
眠る前にオススメなのはナーディーショーダナ、片鼻呼吸法です。
右の鼻で呼吸をすることで体を温め、左の鼻で呼吸をすることで体を冷やし
体内のバランスを取ると言われています。
交感神経と副交感神経のバランスもとるため
心身のバランスを取りやすい呼吸法です。
どんな方がどの時間帯に行っても効果が期待できます。
何よりとても気持ちいい!穏やかな気持ちになれます。
私の経験上
マタニティヨガで陣痛中の痛み逃しにもおススメしています。
【ナーディーショーダナのやり方】
①骨盤を立て、背骨を気持ちよく伸ばして座る(床でも椅子でも〇)
②顔の前に右手を手のひらを上にして運ぶ
③右手の人差し指と中指を揃えて折り曲げる
④親指を右の小鼻に、薬指と小指の腹を左の小鼻に置く
⑤親指で右鼻をふさぎ、薬指小指を鼻から離して左鼻からゆっくり吸う
⑥吸いきったら左鼻をふさいて右鼻からゆっくり吐く
⑦吐ききったら右鼻からゆっくり吸う
⑧吸いきったら左鼻からゆっくり吐く
基本的には左から吸い始めて次に左で吐き終わるのを1サイクルとし
これを好きなサイクル繰り返します。
右から吸い始めて右で吐き終わるサイクルでも構いません。
両方やってみて自分に合う方があるかどうか試してみてくださいね。
呼吸は心と体の架け橋。気持ちと連動しています。
気持ちを切り替えたい時に呼吸から変えるという手段があることを
知ってください。助けになることもあるでしょう。
それでもあります。ありますとも。
深呼吸する気分にすらならない日。
そんな時は声を出しましょう。
「あーー」
「あーーーーーーーー!!!!!」でも。笑
できるだけ長く。
歌を歌うのも良いと思います。
声を出すことで
自然に呼吸が深まり
さっきよりも少しだけ軽いエネルギーになった自分に
ホッとできると思います。
この記事が何か皆様の参考になれば幸いです。
お読みくださりありがとうございました。
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